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 ○ 設立の趣旨


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 この度「じねんじょうプロジェクト 」なる旗を掲げ、一般社団法人として立ち上げることと相成りました。その経緯と趣旨のご説明を含めましてご挨拶を申し上げます。

 これまでの一私企業として40年に渡り、栽培・加工・販売とじねんじょう山芋の生産及び普及、栽培技術の改善に尽力してまいりました。この素晴らしい自然の恵みである「じねんじょう」が多くの方に認知され、広く全国へ普及するものに成りえてたものかと顧みてもまだまだ、思い描いたようにはなっておりません。
 日々、高まる需要を追うための品種改良によって交雑種が普及し、品種が拡散、品質が低下したものが、「自然生・自然薯」として流通し、まさしく「じねんじょうと言ってもピンからキリまで」という事態となっております。日本原産種の野生種の本来的な風味・食味は、数少ないの愛好家たちにはよく味わって、評価もいただきますが、一般の消費者の食卓でいえば、その距離はなかなか縮まったとはなかなか言えません。どこの町にも蕎麦屋の看板があるように、じねんじょうの食文化も親しく広まり、とろろ屋の看板も津々浦々で掲げられ、一般家庭の食卓にも気軽にじねんじょう料理が上がるような広範な普及には、まだまだ道は遠いのが現状です。

 この「じねんじょうの夜明け」への道をつなぎ、押し進んでいくためには一私企業の販売活動だけでは、厳しいものが多々あり、推進力としての力不足は否めません。日本原産種の野生種の保全・普及において、より多くの人たちや団体相互の支援・交流・連絡をもって、技術を蓄積し、地域農業の推進や活性化が実現できる事業システムを提案できることが肝要と思いに至り「じねんじょうプロジェクト」を立ち上げることとなりました。
 古より列島の人々の生命をつないできた、米より古い付き合いの大地の恵みを、現代の社会においてもより一層輝かせることが出来ますよう努めますのでよろしくご理解とご協力をお願い申し上げます。

  代表理事 村田 将弘


山水画




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一般社団法人 じねんじょうプロジェクト 
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